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心臓外来に行ってきました

前々回の記事で、うどんさんが肥大型心筋症と診断された事を報告しました。それに関して
多くの方々に本当に親身になって頂きました。あれから色々と考えました。そして出た結論
は、心臓の専門医にセカンドオピニオンを求めるという事でした。

頂いたコメントの中に心臓専門病院に問い合わせてみてはというアドバイスがありました。
また、ある猫友さんにも「取り敢えずそこに1回行ってみて、先生がイマイチだったら一見さん
で終わればいいのでは」と言ってもらい、よっしゃそうするかとさいたま市のとある病院に
予約を入れました。
そこは週に一回金曜日の午後に心臓外来があるのです。担当医(以下、獣医N)はもちろん
心臓の専門医で、普段は世田谷の心臓専門病院に勤務しているのですが、金曜だけその
病院に来ています。幸い2週間後(30日)の予約が取れました。

しかし30日は朝から雪!嫌がらせかよと天を呪いましたが、幸い正午過ぎから雨に変わり、
問題なくタクシーを呼ぶ事が出来て一安心。ちなみに運転手さんは昨年8月の終わりから
猫を飼い始めたそうです。同僚が数匹の仔猫を拾い、仲間内で「お前に1匹、お前にも1匹」
という感じで回ってきたそうで、これを聞いた時、私の頭の中には「猫は天下の回りもの(by
どうぶつのお医者さん)」という言葉が浮かんだのでした。まぁそんな感じでこの運転手さん
のお陰でとてもリラックスした状態で病院まで行く事が出来たのでした。

病院に到着し、初診の為のカルテを作成してもらいました。ブログってある程度要所を押さ
えて記録していると本当に便利です。スマホ片手にその場で去勢年月日や病歴を調べる
事が出来ます。そしてカルテを作ってもらっていよいよ診察です。当然なのですが出てきた
獣医Nの顔が、HPの写真と同じで妙に感動した飼い主です。すでにてんぱっていたのかも
しれません。

今回はすでに最初の病院で心電図や血圧、血液検査をしていたという事と、心臓にまつわる
血液検査に関しては今現在完璧に心臓に問題があるとわかる精度の検査が存在しないとの
事で、エコーだけの検査になりました。心臓に問題のある仔には極力鎮静や麻酔はかけたく
ないという事で、うどんさんは彼の猫生初のエリザベスカラーを着用しました。そして私はすで
にシャー言っているうどんさんを後にして病室を出たのでした。

しばらくして診察室からとんでもない猫の怒号が聞えてきました。途中もとぎれとぎれにシャー
とかあ”~とか聞えてきましたが、今回のはまさに断末魔のような、今まで一回も聞いた事の
ないようなすさまじい声。あまりにすごくてもしや隣の病室に別の猫がいるのかと思ったほど
です。そしてしばしの静寂の後獣医Nが出てきました。「今のすさまじいのはうちのうどんさん
ですか?」と聞くと半笑いで「ええ、うどんさんです」と。何でもエコーの最中は比較的おとな
しかったのに、最後に腹のジェルを拭こうとしたした瞬間にあの雄叫びをあげたそうです。
ていうか、何故そこで怒る?他にもっと怒るべき所はあったのではないか?うどんさんよ…

気を取り直して獣医Nと病室に。机の上にはリアルな心臓の絵がプリントされた小さなホワ
イトボードと、エコーの結果と思われる10個位の数値。当然私にはわかる訳がありませんが、
そこにはどこにも7という数字がありません(前回のエコーの結果では8mm弱と言われた)。
そして最初に言われたのは

「肥大型心筋症ではありませんでした」

な、な、な、なんですとぉ~ッ!?

今回のエコーの結果ではうどんさんの心臓の壁の厚みは4mmちょっと。肥大型心筋症は
6もしくは7mmとされるそうなので、うどんさんはその範囲外です。では何故前回7mm超と
診断されたのか?初回のエコーは別の獣医によるものだったのであくまでも推測という
事で説明されたのは以下のようなことでした。
・心臓周りの脂肪を一緒に測ってしまった : この脂を心臓の壁と混同して測ってしまう
事は非常に多いそうです。
・拘束型心筋症の可能性 : 今回のエコーで若干の拘束型心筋症の気が認められた
そうです。
これは血液を送り出す心室周辺の心筋が硬くなり、内腔が狭少化する病気だそうですが、
進行する事もあれば全くそのまま進行しない事も多くて、それは誰にもわからないそう。
これは肥大型心筋症も同様です。最初にエコーを撮った時に、もしかしたらこの狭少化
した部分を測定した可能性があるとの事でした。

また、聴診の際の心雑音に関しては以下の可能性があるとの事でした。
・高血圧 : 前回血圧は問題ないという診断でしたが、聴診の時すでにうどんさんは怒って
いたので、その時一時的に血圧が高くなっていたのかも。
・一時的な興奮で肺動脈を音源とする無害の心雑音が出る場合がある。
  
上記のように若干の拘束型心筋症の疑いがあるにせよ、これは先天的なものか後発的に
できたものかは不明だし、今現在それによる血流の問題や逆流、また2件目の病院で可能
性を指摘されたSAM(僧帽弁前尖収縮期前方運動)の問題も一切ないので投薬等の治療は
不要。ただし拘束型心筋症の疑いの観察の為に3カ月後にまたエコーを撮ってみましょう
との事でした。

そして私が決心したのは(これは獣医Nに言われた訳ではありません)、なったん同様に
うどんさんも体重を減らそうという事でした。曰く、うどんさんは非常に内臓脂肪が多いそう。
思えば最初の獣医も、バルセロナでFLUTDになった時のエコーの技師も皆同じ事を言っ
ていました。生後7カ月ですでに体重6kgを超えたうどんさんは今に至るまで同じ体重を
キープしているので、これでいいのだと私は思っていたのですが、どうやら考えを改めない
とならないようです。

という事で今回の検査でうどんさんの肥大型心筋症の疑いは晴れました。最初は俄かには
信じられませんでしたが、獣医Nの説明を聞くうちにじわじわと安堵が。最後は力が抜けま
した。

しかし最初の病院に対して信用が無くなったかというとそう言う訳でもありません。心臓の
エコーは非常に難しいそうで測り方によって誤差が出てくるのはある程度仕方が無いよう
です。前々回の記事に書いた、最初の病院の診断の後偶然通りかかって話を聞かせて
もらった病院の院長は肥大型心筋症のエコーに関して「どの角度から撮るかによって厚み
は変わってくる。例えば卵の黄身はどこから切っても同じ厚さだけど、白身はどこから切る
かで大きな差が出る」と例えて説明してくれましたが、「心臓に関しては(街医者の)何千何万
倍と撮っている」獣医Nとでは精度に差が出るのも当然かもしれません。餅は餅屋という事
でしょう。

痛感したのは前々回の記事で頂いたコメントにもありましたが、ジェネラリストとスペシャリスト
の違いでした。私はそもそも単に年1回のワクチンを打ちに行った訳で、そこでたまたま心
雑音が聞えて肥大型心筋症疑惑が起きた訳です。この場合は街医者に求められるのは
押し並べて腕がいい・話し方・誠意等、そして病院の雰囲気・診療代・地の利も大事な判断
基準と思います。しかし今回のように大きな病気の診断がされた場合はやはりその道の
専門家に診てもらう、これが大切だと痛感しました。

最初に肥大型心筋症の疑いがあると言われた日からしばらく毎日私は泣いていました。
真っ先にセカンドオピニオンを求めようと思ったものの、どこの誰にお願いしたらいいのか
皆目見当もつかず、闇雲にネットを探してはため息をつき画面が涙で読めなくなり・・・
そんな毎日でした。ブログに書こうと思ったものの、事実を認めるのが嫌で延び延びに
していて、しかし行き詰ったら他の人の意見を聞くのはとても重要だと重い腰をあげて、
起こった事を文章にし、皆さまに色々なご意見を頂きながら道筋をつける事ができました。

今回も肥大型の疑いは晴れたとはいえ他の可能性も示唆された訳ですし、大団円では
ありません。しかしながら専門家に診てもらって現状をはっきり把握できた事は大きな
収穫で、今後どうなるかは(誰にも)わからないとはいえ、現時点で心臓の壁が8mm弱
から4mm強に激減した事は言いようのない安心感を私にくれました。

ちなみに診察直後のうどんさんはキャリーの中でいじけてしまい、飼い主が手を入れて
撫でようとしてもプイッと顔と身体をそむけて全身で拒否。小さなシャーも飛ばされました。
しかし家に戻ってご飯をおかわりし(血液検査の可能性もあったので朝から絶食していま
した)水を飲んで、いつもより多めのブラッシングをしたら勘気が解けたようで、いつもの
通りおふとん猫になってくれました。
1501311.jpg
【病院の待合室にて。いじけています】
1501312.jpg
【翌日、土曜のうどんさんから皆様へ】
1502041.jpg
【翌週送られていた診断書】

本当に有難うございました。
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| 不調な時もあるさ | 13:27 | comments:36 | trackbacks:0 | TOP↑

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ちょっと疲れた時には

1501201.jpg
なんだか気持が疲れてしまった時に、水を見たくなる事がよくあります。海でなくてもいいの
です。きれいな水でなくてもいいのです。ただ、ある程度大きな面積の水面を見たくなるの
です。数日前はここに行ってきました。
1501202.jpg
嬉しい予想外。鴨がいました。白と黒の羽を持つ小振りな鴨です。多分キンクロハジロ。
1501203.jpg
もっと近づいてきてほしかったのですが、食べ物を持っていない人間には用は無いのでしょう。
遠くにプカプカと浮かぶ彼らを見て思いました。「うちにも白黒がいた、帰ろう」と。
1501204.jpg
帰ったらいました。飼い主が奮発して買った(1200円)クッションの上に漂っていました。う~ん、
なったんは水に浮かぶ必要無いんだからそんなに丸々としてなくてもいいんじゃないかねぇ。
1501205.jpg
わかってますよ、使って下さいよ。飼い主は床の上で結構ですから…

| なると | 12:23 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015

新年明けましておめでとうございます。
2014年は私にとってよくない意味で激動の年になってしまいました。今までのつけがドワッ!
と来たのに加えて想定外の不幸もあり、年度が変わった瞬間せいせいした位にいい年では
ありませんでした。
150106.jpg
2014年の嫌な事の最後にテポドン(死語)が来ました。11月のワクチンの際の簡単な健康
診断の際に、うどんさんの心音に雑音が認められ、血液検査・超音波・血圧・心電図のフル
コースで見てもらった結果、肥大型心筋症と診断されてしまいました。まだたったの6歳なのに。

腎不全はいつか来るかもと想定していました。しかしこの病気は知っていたものの、何となく
うちには無関係のように思っていました。無関係と思いつつもその恐ろしさはいくつかの有名
ブログでも見ていたので、実際に自分に降りかかってきた時は一瞬言葉を失いました。

現在うどんさんの心臓の筋肉の厚さは8mm弱もあるそうです。しかしそれ以外の検査、例
えば心拍数や血液、甲状腺等は全て正常で血栓も無しで血液の逆流も無しでした。

今回日本に帰国して初めての病院でした。近所に何とか歩いて行ける病院が1か所あったの
でそこに行ったのですが、先生の見立ては無治療で3か月毎(つまり猫にとっての1年間)毎に
心音を聞いて様子を見ようという物でした。その理由は、今現在肥大型心筋症は治療のでき
ない病気で、進行を止めたり外科手術をしたりという事はできない(調べたところ外科手術は
ない訳ではなさそうですが、リスクがとても高いようですね)。血栓を溶かしたり血管を拡張す
る薬はあっても、それを何らかの症状が出る前から投与するのに意味があるのか疑問。むし
ろこの病気になっていても無症状のままの子の方が多いのだから、飼い主さんは普段通りの
生活をさせてあげるのがいい。飼い主さん自身も心を穏やかに持っていないと猫にそれが伝
わってしまう、という物でした。

そんな事言っても。

という事でセカンドオピニオンを求めました。ただし買い物の通りがかりに立ち寄った病院で、
ここはセカンドオピニオンを受け付けるかを聞いたところ、院長先生が出てきて話を結構細
かく聞いてくれたものの、データを持参した訳ではありません。

その院長先生の見立ては今の先生と真逆でした。8mm弱というのはかなり厚いので、今すぐ
にでも投薬を始めるべきというものです。しかし実際にうどんさんを診た訳ではないし、うどん
さんが大きな猫だと伝えると、3kgの猫と6kgの猫では若干心臓の厚さのシビアさが違うし、
自分の所でエコーを撮って見ない事には正しくは診断できない(そりゃそうですね、飼い主の
話だけでは判断できまい)との事。

さてどうしたものか…サードオピニオンが欲しい。でもどこに頼めばいいのやら?そうこうして
いるうちに実家のゴタゴタや年末進行が訪れ、年が明けてしまいました。

サードオピニオンはできれば猫専門もしくは心臓専門の人がいいと思うのですが、ネットで
見ても見てもほしいデータが出てきません。ここからタクシーで15分位の所に猫専門病院が
あるのですが、そこはHPが無いし設備はどうなのか先生はどこの大学なのか(これは最初の
先生が自分は自分の大学で習った事を仕事に生かしているから、他の先生に話を聞くので
あれば違う大学の方がいいと言ったので)、いっそ大学病院に行った方がいいのか。。。

もう本当に参りました。最悪の2014年の最後がこれかと。最初は毎日涙が出て仕方が無く、
私の動揺は明らかにうどんさんに伝わっていると思います。私がこんな遠くまで彼を無理やり
連れてきて、しかも保育園の隣なんて最低な環境の部屋を選んでしまったからかもしれない
と思うと、一体どう謝っていいのかもわかりません。

私はどうしたらいいのでしょうか。どうかご意見を頂けたらと思います。私自身はうどんさんの
事以外にも、新居を探さないとならないし(猫たちは慣れた感じですが、私自身がこのうるささ
に耐えられません)、仕事も探さないとならないし。

2015年は人生の正念場となるかもしれません。。。   ウワーン

| 不調な時もあるさ | 10:10 | comments:30 | trackbacks:0 | TOP↑

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